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内閣府認証 医療福祉環境アドバイザー 谷田川佳則監修

インフルエンザについて

インフルエンザの種類

インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型の3型が存在しています。 A型が毎年問題になるウィルスです。このA型の中にも、さらに種類があり、理論上では256もの種類があることになります。 それは、異なった機能を持つ8本の遺伝子を持ち、1つの細胞に同時に異なったウィルスが 感染すると遺伝子が混ざり合い交雑ウィルスが生まれるため、 8本の異なる遺伝子があるため、2の8乗もの種類が理論上では存在することになります。 理論上で256種類存在するだけで、実際には20弱の種類しか見つかっていません。

B型は細胞表面に係わる遺伝子が同じで、交雑変異の影響を受けないため B型の中で大きくウィルスの種類を分けると1種類になります。 このB型ウィルスは地域的な流行はするものの、地球規模の大きな流行は近年ありません。

C型はウィルス自体は弱いものの、免疫力の弱い小児などに感染をします。 このC型は大きな流行は近年ありません。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザの感染経路は以下のように分けることができます。

  • 空気感染(飛沫核感染)
  • 接触感染
  • 飛沫感染

空気感染(飛沫核感染)について

まず最初に空気感染について触れてみます。
空気感染とは、気管や肺からの分泌物が咳(せき)やくしゃみなどで飛沫(しぶき)となり飛散します。 空気中で水分が蒸発して、5μm以下の軽い飛沫核となり、 飛散した5μm以下の粒形は飛沫核と呼びます。 長時間空気中に浮遊し,空気の流れにより広く拡散し, その飛沫核を人が口や鼻から肺に吸い込むことによって伝播(でんぱ)する感染様式です。
空気感染には以下のものがあげられます。

  • 結核
  • 麻疹
  • 水痘・帯状疱疹ウイルス
  • 痘瘡
  • など

接触感染について

接触感染はさらに直接感染と間接感染に分けることができます。
皮膚を介して、抵抗力の弱った人へ感染する直接感染と呼び、 人が触れるドアノブや手すりなどの環境表面を、病原体が物体を介して感染する間接感染があります。
接触感染には以下のものがあげられます。

  • ウイルス性角結膜炎
  • ロタウイルス
  • 細菌性赤痢
  • 単純ヘルペスウイルス
  • 大腸菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • など

飛沫感染について

飛沫感染は咳(せき)やくしゃみなどで病原体を含んでいる飛沫(しぶき)し、飛散した水分を含む5μm以上の粒子が 、他人の粘膜に付着することで伝播(でんぱ)する感染様式です。
接触感染には以下のものがあげられます。

  • RSウイルス
  • SARSウイルス
  • インフルエンザウイルス
  • パルボウイルスB19
  • マイコプラズマ
  • ムンプスウイルス
  • 肺炎球菌
  • 百日咳菌
  • 風疹
  • など

感染予防

インフルエンザは感染者の咳やくしゃみ、話をするなど飛沫によって伝播し、感染を 引き起こします。そして症状がでるまでの潜伏期間は通常1〜2日で、最も長引いて7日ほどになります。

ワクチン接種は感染予防につながりますが、外出時にはマスクを着用、うがい手洗いも予防対策になります。
飛沫感染に対してはマスクが有効です。
しかし、ウィルスの形状や機能性などによっては完全に防げない場合もあります。
マスクのみでは接触感染を防ぐことができないため、手洗いなどの対策も必要でです。
睡眠不足のとき、疲れている時は免疫力が低下している可能性があるので、外出を控えるのも予防対策につながります。

インフルエンザにかかったかな?と思ったら、自分の身体のためだけでなく、 感染を広げないためにも早めに治療や休養をとりましょう。 感染者が他人へウイルスを伝播させる時期は、発症の前日から症状が軽くなった後の およそ2日後まで続きます。症状が軽快したからといって、すぐには外出はせず、 他人との接触は控えたほうがいいでしょう。

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